ミルクティーの作り方|ミルクを入れるタイミング・淹れ方・牛乳の選び方

「ミルクティーをおいしく淹れるコツは?」「どんなミルクがいい?」といった人向けのガイドです。好みに合った淹れ方を見つけて自分だけの一杯を作りましょう。

:ティースプーン3〜4杯(約15〜20ml/1杯)。こくを出すなら紅茶を濃いめに。

順番後入れ=香り先行先入れ=まろやか。好みでOK。

応用:チャイは紅茶:ミルク=1:1(紅茶は濃いめに淹れて、ミルクは温める)。

ミルクをどのタイミングで入れるか?

ミルクを紅茶より後に入れるか、先に入れるかによってミルクの感じ方が変わります。どちらが“正しい”ではなく、牛乳と紅茶の混ざり方に差が出て口当たり・香りの感じ方が変わるという考え方です。自分の好みに合ったやり方をしましょう。

ミルクインアフター

カップに注ぐ順番 紅茶→ミルク

高温の紅茶にミルクを加えるため、紅茶の香りが先に立ち、味が締まりやすい。後からの調節がしやすい。

ミルクインファースト

カップに注ぐ順番 ミルク→紅茶

牛乳が全体に広がりやすく、口当たりがまろやかに感じられる。

2003年6月24日、英国王立化学協会が発表した”完璧な紅茶の淹れ方”の記述に「熱い紅茶にミルクを注ぐと、熱変性(タンパク質が熱で固まる作用)によってタンパク質の構造が変化してしまうため、ミルクティーの味が悪くなってしまう。」といった情報もありミルクインファーストを推奨する人が多いようです。

淹れ方(基本手順)

ティーウィズミルク

基本的な淹れ方で、後入れにすればストレートと両方楽しめる。

  1. 常温のミルクを用意しておく。(少量でOK)
  2. 基本の淹れ方で紅茶を淹れる。(180ml)
    ティーポットティーバッグ
  3. ミルクをティースプーン3、4杯入れる。
    →先に入れるか、後に入れるかは自由に。

チャイ(鍋を使わないバージョン)

ミルクの量が多く、砂糖を入れていなくてもほのかな甘みを感じる。本来は鍋で作るのだが洗い物が増えて面倒なので筆者流のやり方を伝授します。

  1. 基本の淹れ方で水量を半分で作る。(茶葉の量はそのままで実質2倍の濃さにする)
    ティーポットティーバッグ
  2. ミルクを水量と同じ量温める。(電子レンジでOK、耐熱ガラスポットで温めると次が楽)
  3. 予熱したポットにミルクと紅茶を注ぐ。
    →どちらが先かは自由に。(耐熱ガラスポットを使っているとそこに紅茶を入れられる)

☕茶葉の選び方はこちら ▶ 茶葉の選び方

どんなミルクがいい?(種類別の違い)

成分無調整牛乳

基本はコレです。乳脂肪分の量はあまり味に影響ありません。牛乳は単品で飲むのと比べ、ミルクティーにすると違いをあまり感じなくなるため安価なものでいいと思います。

低脂肪乳

軽めの口当たりになります。

アレンジ

  • スパイス(シナモン/カルダモン/ジンジャー)ひとつまみ:刺激的でマサラチャイ感が出る。
  • 塩ひとつまみ:甘味とコクが締まり、キャラメル感が出る。
  • バニラエッセンス:1〜2滴でデザート感。
  • アイスミルクティー: ▶ 水出し/アイス記事へ

Q&A

ミルクは 先入れ/後入れはどっちが正しい?

A. どちらも正解。自分の好みを大切にしましょう。

🔄 更新履歴

  • 2025/10/20 リンク追加
  • 2025/10/16 初回公開
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